さと通信no.3 「デジタルは上手に活用を」
タウンニュース2023年3月24日号に掲...
6月29日(木)10時30分より所属する国際文化観光・スポーツ常任委員会に出席し、質疑を行いました。私の所属するこの委員会は、行政側では国際文化観光局とスポーツ局の2つの局を所管します。
本日の議題は、
●議案関係
・6月補正予算について
→両局ともエネルギー価格の高騰による県民ホール及びスポーツ施設の運営費を増額するものです。
●報告関係報告事項
・かながわ国際施策推進指針の改定骨子案について
・かながわ文化芸術振興計画の改定骨子案について
・神奈川県立県民ホールについて・新たな総合計画の策定について
・神奈川県の公立中学校における部活動の地域移行にかかる方針(仮称)(素案)について
・スポーツ施策の推進について
いただいた質問時間約30分の中で、
・スポーツツーリズムの推進について
・コロナ後を見据えたオーバーツーリズム対策
の2点について質疑及び要望をしました。
スポーツツーリズムの推進については今年度、サイクルツーリズムの促進として10ほどのルート選定やアプリ開発を行うということで、その内容について詳細に質疑するとともに事業の成果をできるだけデータに基づいて評価するように求めました。
オーバーツーリズムについてですが、4月の外国人観光客の入国制限撤廃や5月の新型コロナウイルス感染症5類移行により、今後観光需要が拡大してくることが見込まれます。インバウンドを見据えた環境整備と同時に、観光により自然環境や地域生活への影響を及ぼすオーバーツーリズムへの取り組みが必要となります。
県としてのオーバーツーリズムへの取り組みについて、昨年より導入しているスマホのGPS情報による人流データを活用しての分析を引き続き行い、観光客の周遊と分散をうながすと答弁がありました。さらに平成24年から「観光の核づくり事業」として三浦・大山・大磯の3地域の魅力拡大を進めてきた内容に触れて、3大観光地である横浜・鎌倉・箱根から観光客が足を延ばしたくなるような施策及び支援を引き続き要望しました。事前の準備から、委員会当日の進行など町議会とは全く違うやり方に戸惑いながらの質疑でしたが、やっと県議会議員としての仕事をさせていただいた思いです。今回の委員会質疑での経験を次回に生かせるように取り組みたいと思います。
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A.知事を中心とする県行政から提出される議案を審議し、議決することが最も大切な仕事です。920万人の人口を有する神奈川県の一般会計は約2兆円にもなりますが、議会の議決がなければ、行政は予算を執行することができません。県民の納めた税金の使い道について、目を光らせるとともに条例の制定や改正などを審議・議決することが県議会の大切な役割です。また、団体自治としての県民意志を表明するための決議や意見書を提案・議決します。また、その他に代表質問や一般質問という場において、県政課題や地域課題について会派や議員から、行政の考えを質し、政策提言につなげることも大切な役割です。
A.議会の内部において組織される議員による任意団体です。あくまで議会の内部団体という点で、対外的にも政治活動などを行う政党とは区別されます。小さな町村の議会では会派を作らない場合もあります。また、議員の所属政党で会派を組織している場合が多いですが、諸々の事情で同じ政党でも会派が分かれる場合もあります。会派の大きさにより、質問の回数や時間が割り振られます。また神奈川県議会では4人以上で交渉会派となり、他会派との交渉の場につくことができるようになっています。
A.所属する“かながわ未来”神奈川県議会議員団は、政党に所属しない無所属の議員が私を含め7名、立憲民主党に所属する議員が3名の計10名で構成されています(令和6年7月時点)。10名の議員は横浜・川崎のような大都市から相模原・横須賀・藤沢・厚木・逗子・葉山・愛川・清川、そして大磯・二宮と県内の様々な地域から選出されています。政策集団として、密な議論ができる点が強みです。
A.県議会が開かれている年間200日ほどは、県庁の新庁舎7階の会派室で団会議や行政との打ち合わせ、事務仕事をする時間が多くなります。県議会の閉会中は地元である大磯・二宮で町民の皆様から様々な行政相談をお受けし、また実際に現場に足を運んで視察を行うなどの地元活動をしています。